デジタル大辞泉
「入間詞」の意味・読み・例文・類語
いるま‐ことば【入間▽詞】
言葉の順序を逆に言ったり、反対の意味の言葉を言ったりすること。「花の雲」を「雲の花」、「深し」を「浅し」というなど。入間川が逆流した伝説に基づくとも、入間地方で多く用いられるからともいわれる。逆さ言葉。入間様。
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いるま‐ことば【入間詞・入間言葉】
- 〘 名詞 〙 さかさことば。ことばの上下をとりかえたり、または意味を反対にしていうもの。「花の雲」というべきを、「雲の花」といったり、「花散るな」というときに「花散れ」という類。入間。入間様(よう)。
- [初出の実例]「そのいるま言葉をのけて、まんぞくなか、満足になひかおしやれ」(出典:虎明本狂言・入間川(室町末‐近世初))
入間詞の補助注記
「廻国雑記(1487)」に、入間川について、「此河につきて様々の説あり。水逆に流れ侍るといふ一義も侍り。又里人の家の門、裏にて侍るとなん。水の流るる方角案内なきことなれば、何方を上下と定め難し。家々の口は誠に表には侍らず。惣じて申し通はす言葉なども、かへさまなる事どもなり」とあり、逆さ言葉は当時かなり知られていたらしく、狂言の「入間川」でも取り上げられている。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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