全人代(読み)ぜんじんだい

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

全人代

国会に相当し、中国の憲法で最高の国家権力機関と定められている。各地方や軍の代表ら約3千人で構成し、任期は5年。憲法の改正や法律の制定、政府活動報告や予算案を審議する。年に1回、10日間ほど開かれ、今年の会期は3月5~14日。

(2012-03-06 朝日新聞 朝刊 2外報)

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大辞林 第三版の解説

ぜんじんだい【全人代】

中華人民共和国の「全国人民代表大会」の略称。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の全人代の言及

【全国人民代表大会】より

…中華人民共和国の国会に相当する国家権力の最高機関であるが,たんなる議会ではない。中華人民共和国は,ソ連など旧社会主義諸国がそうであったように,三権分立を拒否し,中央集権体制をとっている。国家機関は立法,行政,司法に分けられるのではなく,立法と行政が一体となった(〈議行合一〉という)権力機関(ソビエトに当たる)と,その執行機関である行政機関,および検察,裁判の四つの機関によって構成され,権力機関がこれらを統合している。…

【中華人民共和国】より


【政治】

[国家機構]
 国家機構は,国家権力機関,行政機関,司法機関の3本の柱からなり,国軍として人民解放軍がある。 国家の最高権力機関は全国人民代表大会(以下,全人代と簡称)で,立法権を行使するほか,行政,司法機関,および中央軍事委員会の主要な人事を決定するとともにその活動を監督し,国家予算を審議し,その執行を監督する。 最高の行政機関は中央人民政府,すなわち国務院であるが,82年12月に制定された憲法によると,国務院は,全人代で選ばれた国家主席がまず国務院総理を指名し,国務院総理が副総理および国務院の各部局の責任者を指名するという2段階の手続き(2段階とも,全人代が承認を与える)をへて組織されることになっている。…

※「全人代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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