八代駒雄(読み)やつしろ こまお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八代駒雄」の解説

八代駒雄 やつしろ-こまお

1840-1897 幕末-明治時代の国学者
天保(てんぽう)11年3月8日生まれ。家は甲斐(かい)(山梨県)巨摩郡で代々医を業とする。佐藤神符麿(しのぶまろ),権田直助(ごんだ-なおすけ)らについて国学,医学をまなぶ。維新後,甲斐浅間神社宮司(ぐうじ)をへて山梨県各地の郡長となり,殖産興業,とくに甲斐絹の織法の改良につとめた。明治30年11月27日死去。58歳。号は桃屋。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android