八千穂村
やちほむら
面積:六五・六一平方キロ
南佐久郡のほぼ中央部を占める。千曲川を挟んで東西に細長く延び、標高七八〇メートルの千曲川畔から、二三九五メートルの北八ヶ岳縞枯山頂に及ぶ高原の村。東は南佐久郡佐久町・小海町、西は北八ヶ岳の丸山―縞枯山頂をもって茅野市に、南は小海町、北は佐久町に接する。
村の中心部を千曲川が南北に貫流し、東には関東山系の末端が間近に迫り、西は北八ヶ岳の裾野が八千穂高原となる。白駒池(標高二一一五メートル)や雨池(標高二〇六〇メートル)に源を発する大石川が東北流して千曲川に注ぎ、佐久町の双子池(標高二〇四〇メートル)を水源とする大岳川も、本村に入って石堂川となり、大石川に合流する。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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