八木静修(読み)やぎ せいしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八木静修」の解説

八木静修 やぎ-せいしゅう

1809-1857* 江戸時代後期の国学者。
文化6年生まれ。本居春庭(もとおり-はるにわ)にまなび,和歌にもすぐれた。大坂すみ,北越,大津などを遊歴,のち若狭(わかさ)(福井県)小浜にとどまって子弟におしえた。安政3年12月20日死去。48歳。本姓鏑木。名は尚平。字(あざな)は立礼。通称は新太郎。別号に樅陰。著作に「韵庫秘鑰(いんこひやく)」「大寄集畸語抄(おおよせしゅうきごしょう)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android