八野忠次郎(読み)ハチノ チュウジロウ

20世紀日本人名事典 「八野忠次郎」の解説

八野 忠次郎
ハチノ チュウジロウ

昭和期の宮大工



生年
明治41(1908)年6月22日

没年
平成5(1993)年11月5日

出生地
岐阜県

経歴
小学校卒業後、宮大工弟子入り。国府町荒城神社本殿などの修理復元を手掛ける。日中戦争負傷したため、昭和24年高校教師に。45年高山陣屋跡修理の主任となり、復元工事を指揮した。著作に「飛驒のたくみ」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八野忠次郎」の解説

八野忠次郎 はちの-ちゅうじろう

1908-1993 昭和時代の宮大工。
明治41年6月22日生まれ。生地岐阜県高山の小学校を卒業後,宮大工に弟子入り。国府町荒城神社本殿などの修理復元を手がける。日中戦争で負傷。大工をあきらめ,昭和24年高校教師となる。45年高山陣屋跡修理の主任となり,復元工事を指揮した。平成5年11月5日死去。85歳。著作に「飛騨のたくみ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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