宮大工(読み)ミヤダイク

デジタル大辞泉 「宮大工」の意味・読み・例文・類語

みや‐だいく【宮大工】

神社仏寺宮殿建築補修専門とする大工
[類語]左官大工鳶職船大工叩き大工

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「宮大工」の意味・読み・例文・類語

みや‐だいく【宮大工】

〘名〙 社寺や宮殿などの建築を専門に行なう大工。
※雑俳・柳多留‐一二一丙(1833)「四ツ足門に獅子を彫る宮大工」

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日本文化いろは事典 「宮大工」の解説

宮大工

宮大工とは、お寺や神社、おみこしなど、日本古来の木造建築を手がける大工の事です。材料は大きく高価な木材多く、新築工事だけではなく貴重な文化財の解体修理も受け持つ、責任の重い仕事です。

出典 シナジーマーティング(株)日本文化いろは事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の宮大工の言及

【大工】より

…建築に従事する大工を特に家大工(やだいく)と呼んだこともある。またそのなかでも神社・寺院の建築に従事するものは宮大工(みやだいく),堂宮大工(どうみやだいく)と呼ばれている。 大工の意味には時代により変遷がある。…

※「宮大工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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