公円(読み)こうえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「公円」の解説

公円 こうえん

1168-1235 鎌倉時代の僧。
仁安(にんあん)3年生まれ。三条実房(さねふさ)の子。母は源為義の娘。天台宗延暦(えんりゃく)寺にすみ,建暦(けんりゃく)3年師慈円のあと天台座主(ざす)となるが,10ヵ月でしりぞく。のち法性寺(ほっしょうじ)座主嘉禎(かてい)元年9月20日死去。68歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android