デジタル大辞泉
「公営事業会計」の意味・読み・例文・類語
こうえいじぎょう‐かいけい〔コウエイジゲフクワイケイ〕【公営事業会計】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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公営事業会計 (こうえいじぎょうかいけい)
おもに統計上の目的から使用され,地方公共団体の会計区分において普通会計と対置される用語。地方公共団体の企業的活動に関する諸会計の総称。具体的には,公営企業会計(上水道,交通,電気,ガス,下水道等),国民健康保険事業会計,収益事業会計(宝くじ,競馬,競輪等),公益質屋事業会計,農業共済事業会計,交通災害共済事業会計,公立大学付属病院事業会計という7種類の事業会計が公営事業会計に含められ,その他のすべての会計を一括したものが普通会計と呼ばれている。
→公営企業
執筆者:大川 政三
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の公営事業会計の言及
【普通会計】より
…それは国における[一般会計]と[特別会計]の区分にほぼ対応している。しかし,両会計の対象範囲が全国一様でないため,地方財政全体の一般行政活動と企業的活動を把握する場合などには,普通会計と[公営事業会計]という統一的区分が使用されている。具体的には,公営企業会計等7事業会計が公営事業会計に,残りの全会計が一括されて普通会計に分類されている。…
※「公営事業会計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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