六十にして耳順う(読み)ロクジュウニシテミミシタガウ

関連語 天命 三十

故事成語を知る辞典 「六十にして耳順う」の解説

六十にして耳順う

人間は、六〇歳くらいになれば、人の言うことを聞いてすなおに理解できるようになるものだ、ということ。

[由来] 「論語―為政」に見える、孔子のことば。この章は、「十有五にして学を志す、「三十にして立つ、「四十にして惑わず、「五十にして天命を知ると続き、最後は「七十にして己の欲する所に従えどものりえず」(七十にして矩を踰えず)となっています。

[解説] このことばから、六〇歳のことを「耳順と呼ぶようになりました。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む