日本歴史地名大系 「六手村」の解説 六手村むてむら 千葉県:君津市旧周淮郡地区六手村[現在地名]君津市六手三直(みのう)村の南方、小糸(こいと)川左岸に位置し、鹿野山(かのうざん)道が通る。地名は日本武尊に討たれた阿久留王の別名六手王にちなむという(房総志料続篇)。字山王前(さんのうまえ)で貞治二年(一三六三)七月日の年紀をもつ武蔵型板碑が出土した。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高四八〇石。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では四八五石余、家数八五、旗本の御手洗・筧・井上・河内・斎藤の五家領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by