デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「兼松誠」の解説 兼松誠 かねまつ-まこと 1810-1877 幕末-明治時代の儒者。文化7年5月3日生まれ。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)藩士。昌平黌(しょうへいこう)にはいり,古賀侗庵(どうあん),佐藤一斎に師事する。江戸邸藩学教授をへて慶応元年藩校稽古館教授。明治3年督学となり,廃藩後は東奥義塾を創立,教授についた。明治10年12月12日死去。68歳。字(あざな)は成言。通称は三郎。号は石居。編著に「藩祖略記」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例