内侍のかみ(読み)ないしのかみ

精選版 日本国語大辞典 「内侍のかみ」の意味・読み・例文・類語

ないし【内侍】 の かみ

  1. ( 「尚侍」と書く ) 内侍司長官。もと従五位相当で、天皇常侍して奏請・伝宣などをつかさどったが、後に従三位相当となり、女御(にょうご)更衣(こうい)に準じて後宮に列するようになった。内侍かんのきみ。内侍のかんのとの。しょうじ。かんのきみ。かんのとの。
    1. [初出の実例]「尚侍従四位者、賜祿准典蔵焉」(出典続日本紀‐和銅八年(715)二月丙辰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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