内標準法(読み)ナイヒョウジュンホウ

化学辞典 第2版 「内標準法」の解説

内標準法
ナイヒョウジュンホウ
internal standard method

内部標準法ともいう.特性が正確に知られている化学種試料に加え,これを標準にして目的物質定性定量する方法.たとえば,発光分光分析で一定濃度の標準物質を加えて,この物質の強度と定量しようとする物質のスペクトル線の強さを比較して定量を行う.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「内標準法」の解説

内標準法

 クロマトグラフィーなどを行う際,量のわかった特定の物質を試料に加えて分析し,添加したその物質量から試料の中の物質の量を知るという方法をとる.この,試料に加える物質を内標準物質といい,内標準物質を添加して分析を行う方法を内標準法という.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android