内熱(読み)ないねつ

精選版 日本国語大辞典 「内熱」の意味・読み・例文・類語

ない‐ねつ【内熱】

  1. 〘 名詞 〙 体内にこもって抜けない悪性の熱。内攻した熱。
    1. [初出の実例]「骨痩形枯内熱頻、喜聞涼雨洗炎塵」(出典:幻雲詩藁(1533頃)二・病中聴雨)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公元年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「内熱」の読み・字形・画数・意味

【内熱】ないねつ

心熱。体内に熱気を発する。〔左伝、昭元年〕陰には疾、陽には熱疾あり。~女は陽物にして、(くわい)の時なり。すれば則ち熱し惑蠱(わくこ)の疾を生ず。今君せず、時あらず。

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