内芸者(読み)ウチゲイシャ

精選版 日本国語大辞典 「内芸者」の意味・読み・例文・類語

うち‐げいしゃ【内芸者】

  1. 〘 名詞 〙 江戸新吉原の小見世(こみせ)で抱えておいた芸者。外から呼ぶ見番芸者または仲の町芸者に対していう。明治時代にはいってから、転じて料理屋などで抱えておく芸者をもさすようになった。
    1. [初出の実例]「内芸者(ゲイシャ)とおいらが相方(あいかた)女郎と」(出典洒落本後編にほひ袋(1802)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android