…奈良時代に設置された令外の官制。内豎は〈さいさわらは〉と訓じ,宮中にあって,天皇の命をうけ雑務雑使を務めた内豎所(豎子所)が発展した省で,767年(神護景雲1)7月に設置され,772年(宝亀3)2月廃止された。職員は卿,大・少輔各1名,大・少丞各2名,大録1名,少録3名で,管下の寮司は未詳であるが,内豎,舎人(とねり)が配置されていた。…
※「内豎所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...