円池新村(読み)つぶらいけしんむら

日本歴史地名大系 「円池新村」の解説

円池新村
つぶらいけしんむら

[現在地名]大門町荒町あらまち

円池村の南、和田わだ川左岸に位置し、北陸街道(巡見使道)が通る。元和八年(一六二二)四月の微妙院様御印書上写(川合家文書)に「つふら池新町孫左衛門」とみえる。北陸街道の整備に伴って取立てられ、新町として成立したものとみられる。正保郷帳には円池新村とあり、高一七三石余、田方二町九反・畑方八町六反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によれば草高二五六石、免三ツ、ほかに明暦三年―寛文四年(一六五七―六四)新田高一〇〇石、小物成は野役一〇匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android