…《東京の合唱》(1931)や《生れてはみたけれど》(1932)などのサラリーマン生活の悲哀を描いた作品で高く評価される。E.ルビッチをはじめとするアメリカの作家たちへの偏愛は,《その夜の妻》(1930)や《非常線の女》(1932)のごとき無国籍的犯罪映画の佳作を生んだが,坂本武を主演に迎えた《出来ごころ》(1933)の成功で,庶民的な哀感の世界を描いた〈喜八物〉に転じ,《浮草物語》(1934)や《東京の宿》(1935)を発表。茂原英雄によるトーキー技術の開発を待ってサイレントを撮り続けたが,《一人息子》(1936)で音響の世界に接し,大船の新撮影所で,新たなカメラマン厚田雄春とともに《戸田家の兄妹》(1941)や《父ありき》(1942)で〈小津調〉を確立。…
※「出来ごころ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新