出離(読み)シュツリ

大辞林 第三版の解説

しゅつり【出離】

〘仏〙 煩悩ぼんのうを断ち、迷いの境地を離れること。仏門に入ること。 「仏法を修行して皆-の計を求む/今昔 7

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精選版 日本国語大辞典の解説

しゅつ‐り【出離】

〘名〙 仏語。迷いの境地を離れること。迷いを脱するために仏門にはいること。
※本朝文粋(1060頃)一四・宇多院為河原左大臣没後修諷誦文〈紀在昌〉「豈図出離無媒、永溺苦海之浪
※平家(13C前)一〇「それについて出離のみちまちまちなりと雖も」 〔観経疏‐散善義〕

で‐はなれ【出離】

※虎明本狂言・空腕(室町末‐近世初)「是ははや、いかう日がくれたが、此たうじのではなれがむつかしい所じゃ」

で‐はな・れる【出離】

〘自ラ下一〙 ではな・る 〘自ラ下二〙 出てそこを離れる。出はずれて遠ざかる。
※虎明本狂言・磁石(室町末‐近世初)「みのの、たるひのまちを出はなれたれば」

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