最新 地学事典 「分別作用」の解説
ぶんべつさよう
分別作用
fractional separation ,fractionation
(1)性質の似た2種の物質の量比が2相間で異なること。あるいは,この差を利用し2種の物質を分解すること。一般には後者の意味で用いられることが多く,分別蒸留(分留)など実際の操作と組み合わせた用語として用いられる。前者の意味は同位体の場合によく用いられる。[松葉谷 治]
( 2 )マグマの結晶作用において, 晶出した結晶の沈下や累帯構造の形成のため,マグマと結晶との反応が妨げられること。分別の程度(degree of fractionation)によりマグマの分化のしかたが異なる。
執筆者:端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

