最新 地学事典 「分子構造因子」の解説
ぶんしこうぞういんし
分子構造因子
molecular structure factor
ある分子に含まれている全核外電子による散乱X線のある方向における合成振幅と1個の自由電子による散乱振幅の比。分子がn個の原子からなりj番目の原子の座標をrj, 原子散乱因子をfj, 入射X線方向の単位ベクトルをS0, 観測方向の単位ベクトルをSとすると分子構造因子Tは,
形がわかっている分子からなる分子性結晶の構造解析に利用される。
執筆者:丸茂 文幸
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

