分段(読み)ブンダン

精選版 日本国語大辞典 「分段」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐だん【分段】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事のきれめ。くぎり。段落。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔新五代史‐司天考第一〕
  3. ぶんだんしょうじ(分段生死)」または「ぶんだんしん(分段身)」の略。
    1. [初出の実例]「按察使公通俄薨、宿病之所致也、分段之理、不老少、可哀可哀」(出典玉葉和歌集‐承安三年(1173)四月九日)
  4. ぶんだんどうご(分段同居)」の略。
    1. [初出の実例]「分段のあらき波、玉体を沈め奉る」(出典:平家物語(13C前)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「分段」の読み・字形・画数・意味

【分段】ぶんだん

分けかた。

字通「分」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android