切込焼(読み)きりごめやき

事典 日本の地域ブランド・名産品 「切込焼」の解説

切込焼[陶磁]
きりごめやき

東北地方宮城県地域ブランド
加美郡加美町で製作されている。江戸時代後期から明治時代初期まで加美町切込地区を中心生産されていた陶磁器。江戸時代末期に全盛を迎えたが、明治時代初期には廃絶した。現在、加美町で再興されている。白地藍色模様を描いた染付磁器がその大半を占め、簡素で素朴な魅力がある。宮城県伝統的工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「切込焼」の解説

切込(きりごめ)焼

宮城県加美郡加美町発祥の焼き物。江戸時代には隆盛を極め、染付磁器などが多くつくられたが生産が途絶えた。近年、町おこし事業として再興されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む