刑辟(読み)ケイヘキ

デジタル大辞泉 「刑辟」の意味・読み・例文・類語

けい‐へき【刑×辟】

罪。また、刑罰
国事微功あれば、国憲を犯すも、―を蒙らずと、想定するか」〈竜渓経国美談
刑法

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精選版 日本国語大辞典 「刑辟」の意味・読み・例文・類語

けい‐へき【刑辟】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「辟」は刑、法の意 ) つみ。とが。また、刑罰。
    1. [初出の実例]「臣民のいみ避よく誤り侵して刑辟(ケイヘキ)におつる者なからんが為なるべし」(出典:授業編(1783)一〇)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公六年〕
  3. ( 「辟」は法の意 ) 刑法。
    1. [初出の実例]「刑辟を犯したるもの、皆選権なし」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)

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普及版 字通 「刑辟」の読み・字形・画数・意味

【刑辟】けいへき

罪。罪する。〔左伝、昭六年〕昔先王、事を議して以て制し、刑辟を爲(つく)らず。民の爭心らんことを懼(おそ)るればなり。

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