初裏(読み)ショウラ

デジタル大辞泉 「初裏」の意味・読み・例文・類語

しょ‐うら【初裏】

連歌・連句を書きつける懐紙の1枚目の裏側。すなわち、2ページ目。百韻では14句、歌仙では12句を書き記す。→初表しょおもて

はつ‐うら【初裏】

しょうら(初裏)

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「初裏」の意味・読み・例文・類語

しょ‐うら【初裏】

  1. 〘 名詞 〙 連歌や俳諧を書き付ける懐紙の初折(しょおり)の裏。すなわち、二ページ目。百韻形式では一四句、歌仙形式では一二句を書き付ける。
    1. [初出の実例]「魂(たま)かへれ初裏の月のあるじなら〈蕪村〉」(出典:俳諧・発句題苑集(1799))

はつ‐うら【初裏】

  1. 〘 名詞 〙 連歌・連句の初折の裏をいう。歌仙では一二句、百韻・五十韻では一四句書く。しょうら。

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