精選版 日本国語大辞典 「初陽」の意味・読み・例文・類語 しょ‐よう‥ヤウ【初陽】 〘 名詞 〙① あさひ。朝陽。旭日。また、日の出。[初出の実例]「花の新たに開くる日初陽潤へり 鳥の老いて帰る時薄暮陰れり〈菅原文時〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)[その他の文献]〔温庭筠‐正見寺暁別生公詩〕② 春のはじめ。また、陰暦正月もしくは元日の異称。《 季語・新年 》[初出の実例]「家の前に鶯来てなく声をきけば、初陽毎朝来、不相還本誓となきけり」(出典:毘沙門堂本古今集註(鎌倉末頃)仮名序註) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例