精選版 日本国語大辞典 「判銭」の意味・読み・例文・類語 はん‐せん【判銭】 〘 名詞 〙① 捺印の手数料。[初出の実例]「請人とは〈略〉僅かの判銭の遣取にて請に立つこと也」(出典:政談(1727頃)一)② 戦国時代、軍勢の大将が制札を出して領民を保護する旨を公示したのに対して、保護をうける者が上納する料銭。制札銭。[初出の実例]「今度なら中防禦制札上総より被レ出、判銭とて過分に申懸」(出典:多聞院日記‐永祿一一年(1568)一〇月二三日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例