別宮八幡社(読み)べつぐうはちまんしや

日本歴史地名大系 「別宮八幡社」の解説

別宮八幡社
べつぐうはちまんしや

[現在地名]香々地町香々地

竹田たけだ川の下流域の字塩屋しおやに鎮座する。旧県社。祭神は誉田別命・息長足姫命・三女神(市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命)。社伝では養老年間(七一七―七二四)宇佐宮の別宮としてその分霊を祀ったとするが、香々地庄の成立に伴うものであろう。近世の松成文書には社殿の棟札の一部に永延二年(九八八)とあり、このときに勧請したものかとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android