日本歴史地名大系 「別宮八幡社」の解説 別宮八幡社べつぐうはちまんしや 大分県:西国東郡香々地町香々地村別宮八幡社[現在地名]香々地町香々地竹田(たけだ)川の下流域の字塩屋(しおや)に鎮座する。旧県社。祭神は誉田別命・息長足姫命・三女神(市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命)。社伝では養老年間(七一七―七二四)に宇佐宮の別宮としてその分霊を祀ったとするが、香々地庄の成立に伴うものであろう。近世の松成文書には社殿の棟札の一部に永延二年(九八八)とあり、このときに勧請したものかとある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by