病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「利胆剤」の解説
利胆剤
胆汁は肝臓でつくられる消化液で、胆管を通って
このため、肝臓や胆道(胆管・胆嚢)に異常がおこり、胆汁の分泌や流れが悪くなると、胆汁のうっ滞、炎症、胆石、消化不良、ビタミン欠乏症といった病気や、肝臓の中にまで胆汁がたまることによる肝臓のはたらきの低下、
利胆剤は胆汁の分泌を増加させ、十二指腸への胆汁の排出を高めるとともに、コレステロールを低下させる作用や消化・吸収を助ける作用もあることから、胆道の病気以外に循環器の病気の治療にも応用されています。
利胆剤には、催胆剤と排胆剤があります。
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ただし、催胆剤は胆管内の圧力を高めるので、肝臓の障害、腸ヘルニア、痛みのある場合には、使用できません。
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胆嚢や胆管の病気の成り立ち・治療には、食事内容が大きく関係しています。薬に頼るだけではなく、脂肪食を制限するなど、食事にも十分な配慮が必要です。
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