病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「膵・胆道系鎮痙剤」の解説
膵・胆道系鎮痙剤
《フロプロピオン製剤》
コスパノン(エーザイ)
排胆剤のひとつで、オッディ
フロプロピオン製剤は胆道ジスキネジー、胆石症、胆嚢炎、胆管炎、胆嚢
ここにあげた薬のほかに、抗コリン剤〔消化性潰瘍治療剤〕も膵臓・胆道系
①過敏症状(
②吐き気、胸やけ、腹部の膨満感、めまい、頭痛などをおこすことがあります。
このような症状がおこったときは、医師に相談してください。
①錠剤、カプセル剤は、1日3回食後に服用するのが原則です。散剤は、1日3~4回服用します。ただし、長期間使用しなければ効果の現れない薬なので、1日あるいは1回の服用量・服用回数・服用時間、服用期間については医師・薬剤師の指示を守り、かってに中止したり、減量・増量しないでください。
また、服用するときは、十分な水(コップ1杯の水)で飲んでください。
②問診の際に、持病・アレルギーなどの体質・現在使用中の薬の有無を医師に報告するとともに、使用前に薬の効果と副作用について医師・薬剤師からよく説明を聞き、指示された注意事項をきちんと守ってください。
とくに、過去にこの薬で過敏症状をおこしたことのある人は使用できません。また、妊婦あるいは現在妊娠している可能性のある人、母乳で授乳している人には、使用量を減量するといった配慮や、服用にあたっての厳重な注意が必要となるので、あらかじめ医師に報告してください。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報