刹帝利(読み)クシャトリヤ

精選版 日本国語大辞典 「刹帝利」の意味・読み・例文・類語

せっていり【刹帝利】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] kṣatriya の音訳 ) 古代インドにおける四姓一つ。最高の婆羅門族の次に位するもので、王族および士族階級。せちり。せつり。せつりしゅ。クシャトリヤ。
    1. [初出の実例]「本刹帝利之種族浄飯王之宗裔也」(出典:参天台五台山記(1072‐73)五)
    2. 「はじめて君長あり。天竺国にこれを刹帝利といふ」(出典:十善法語(1775)三)
    3. [その他の文献]〔大唐西域記‐二〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む