刹帝利(読み)クシャトリヤ

デジタル大辞泉 「刹帝利」の意味・読み・例文・類語

クシャトリヤ(〈梵〉Kṣatriya)

インドバルナ四種姓)で、バラモンに次ぐ第二位の身分王族および武士
[補説]「刹帝利」とも書く。

せっていり【刹帝利】

クシャトリヤ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「刹帝利」の意味・読み・例文・類語

せっていり【刹帝利】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] kṣatriya の音訳 ) 古代インドにおける四姓一つ。最高の婆羅門族の次に位するもので、王族および士族階級。せちり。せつり。せつりしゅ。クシャトリヤ。
    1. [初出の実例]「本刹帝利之種族浄飯王之宗裔也」(出典:参天台五台山記(1072‐73)五)
    2. 「はじめて君長あり。天竺国にこれを刹帝利といふ」(出典:十善法語(1775)三)
    3. [その他の文献]〔大唐西域記‐二〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android