刹帝利(読み)クシャトリヤ

精選版 日本国語大辞典 「刹帝利」の意味・読み・例文・類語

せっていり【刹帝利】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] kṣatriya の音訳 ) 古代インドにおける四姓一つ。最高の婆羅門族の次に位するもので、王族および士族階級。せちり。せつり。せつりしゅ。クシャトリヤ。
    1. [初出の実例]「本刹帝利之種族浄飯王之宗裔也」(出典:参天台五台山記(1072‐73)五)
    2. 「はじめて君長あり。天竺国にこれを刹帝利といふ」(出典:十善法語(1775)三)
    3. [その他の文献]〔大唐西域記‐二〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む