前山神社(読み)たるまえさんじんじや

日本歴史地名大系 「前山神社」の解説

前山神社
たるまえさんじんじや

[現在地名]苫小牧市字高丘

苫小牧市街の北方台地に位置し、東側に苫小牧工業高等学校がある。祭神は大山津見神・久久能智神・鹿屋野比売神、例祭日は七月一五日(北海道神社庁誌)樽前山の山霊を祀ったもので、現在の字錦岡にしきおかにある樽前神社をその前身とする。「西蝦夷地日記」文化四年(一八〇七)一〇月一五日条にタルマイ路傍に「タルマイ大権現社あり」と記される。明治五年(一八七二)札幌神社(現札幌市中央区の北海道神宮)権宮司の菊池重賢が神仏判然令に伴って調査した壬申八月巡回御用神社取調(函館市史)に、「木像・仏躰・改祭。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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