副弐(読み)ふくじ

精選版 日本国語大辞典 「副弐」の意味・読み・例文・類語

ふく‐じ【副弐】

  1. 〘 名詞 〙 主たるものに副(そ)い、たすけること。また、そのもの。ひかえ。
    1. [初出の実例]「余即副弐于使者、以衣鉢梵意而謹謝恩」(出典空華日用工夫略集‐嘉慶二年(1388)正月一八日)
    2. [その他の文献]〔書経伝‐周官〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「副弐」の読み・字形・画数・意味

【副弐】ふくじ

輔佐する。また、副本。〔魏書、李彪伝〕(上表)今大魏の、~ければ則ちにして就(な)るべく、きも三年にしてらん正本は之れを閣に(をさ)め、副貳は之れを名山せん。

字通「副」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android