副馬(読み)そえうま

精選版 日本国語大辞典 「副馬」の意味・読み・例文・類語

そえ‐うまそへ‥【副馬】

  1. 〘 名詞 〙 馬車などで、中心となる馬のわきにつき従わせる馬。また、乗替え用の馬。ひかえの馬。主人につき従う従者の乗る馬にもいう。そいうま。そえ。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「左のそへ馬をも斬たぞ」(出典:史記抄(1477)一一)

ふく‐ば【副馬】

  1. 〘 名詞 〙 乗りかえの馬。主な馬のほかに、乗りかえ用に引いて行く馬。引きかえの馬。そえうま。〔広益熟字典(1874)〕 〔漢書‐明帝本紀注〕

そい‐うまそひ‥【副馬】

  1. 〘 名詞 〙そえうま(副馬)〔色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「副馬」の読み・字形・画数・意味

【副馬】ふくば

そえ馬。

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