創成(読み)ソウセイ

デジタル大辞泉 「創成」の意味・読み・例文・類語

そう‐せい〔サウ‐〕【創成】

[名](スル)初めてつくり上げること。また、初めてでき上がること。「創成期」
維新大業を―したり」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
[類語]創造創出創製独創造成創作クリエートオリジナリティー

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精選版 日本国語大辞典 「創成」の意味・読み・例文・類語

そう‐せいサウ‥【創成】

  1. 〘 名詞 〙 はじめてつくりあげること。はじめてできあがること。
    1. [初出の実例]「当時世界に於て、海軍の覇王と称するものは、英露両国の此甲鉄艦にあり、即ち米国人の創成にかかるものなり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四)
    2. 「維新の大業を創成したり」(出典:薩長土肥(1889)〈小林雄七郎〉四藩政党)
    3. [その他の文献]〔戴復古‐訪陳与機県尉詩〕

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