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力学的世界観 りきがくてきせかいかんdynamical view of nature

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

力学的世界観
りきがくてきせかいかん
dynamical view of nature

17世紀後半ニュートンの力学の法則 (運動の3法則と万有引力の法則) の確立により,天体でも地球上の物体でも,自然の現象はすべてこの力学の法則に従うとの考えが支配的となった。このような自然観を力学的世界観という。力学の法則では物体の初期の運動状態 (位置と速度) を指定すれば,それ以後の物体の状態は一義的に定まる。 19世紀初めに天王星の運動から力学の法則に基づいて未知惑星の質量や軌道が予言され,予想された位置に海王星が発見されて,力学的世界観の勝利が強く印象づけられた。しかし,たとえば太陽系の起源や進化のような問題は力学的世界観の枠外にあり,また 19世紀前半から電磁気の研究が急速に進展して場の概念も生れ,力学的世界観はより広い豊富な内容をもつ自然観へと発展した。

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