功布(読み)コウフ

デジタル大辞泉 「功布」の意味・読み・例文・類語

こう‐ふ【功布】

奈良平安時代、雇用された者に報酬として支払われた布。
葬式行列先頭に立てる白旗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 項目

精選版 日本国語大辞典 「功布」の意味・読み・例文・類語

こう‐ふ【功布】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人夫手間賃として与えられた布。
  3. 葬式の行列の先頭に立てた白旗。〔儀礼‐既夕礼〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「功布」の読み・字形・画数・意味

【功布】こうふ

葬礼の先頭に立てる白練の布の旗。〔儀礼、既夕礼〕袒(ぶんたん)し、功布を執りて入る。

字通「功」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android