加判御免(読み)かはんごめん

精選版 日本国語大辞典 「加判御免」の意味・読み・例文・類語

かはん‐ごめん【加判御免】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府大老になること。「加判」は奉書への加判、「御免」は免除の意で、老中から大老になると特定職掌を免除されて、幕政一般について将軍補佐を命ぜられたところからいう。
    1. [初出の実例]「大炊頭源利勝は〈略〉寛永十五年六月、連署の事免され〈世に加判御免といふ〉大老と称せらる」(出典:藩翰譜(1702)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む