加太春日神社
かだかすがじんじや
[現在地名]和歌山市加太
加太の市街地にある。祭神は天照大神・天児屋根命・武甕槌神・経津主神・住吉大神。旧村社。社号は奈良春日大社と同じく、藤原氏の祖神である天児屋根命を祀ることから生じたものであろう。「続風土記」は毛見浦浜宮(現和歌山市)の項に「国造家旧記曰」として、神武天皇東征の際、神鏡と日矛の二神宝を託された天道根命が、まず加太浦に到着したという話を載せ、この時の頓宮が加太春日神社であったとしている。「延喜式」神名帳にはみえないが、「紀伊国神名帳」には「正一位春日大神」と記されている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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加太春日神社
和歌山県和歌山市にある神社。16世紀末に建てられた本殿は国の重要文化財に指定されている。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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