加藤図書助宅跡(読み)かとうずしよのすけたくあと

日本歴史地名大系 「加藤図書助宅跡」の解説

加藤図書助宅跡
かとうずしよのすけたくあと

[現在地名]熱田区羽城町

加藤図書助景繁の代より熱田に住したと江戸期以降の諸書は記すが、文明一一年(一四七九)・延徳元年(一四八九)の笠覆寺文書に加藤図書助・宗繁の名がみえる。宗繁は系図によれば景繁の祖父である。代々、東熱田に住み図書(助)を名乗った。分家加藤隼人佐家(西加藤)に対して東加藤と俗称する。羽城はじよの地は熱田社の修理職の屋敷であったものを、宗繁の玄孫順盛が買求めて居住したといい、その東方の一画は以松斎という者の控地であったが、弘治三年(一五五七)頃、順盛はここも求めて控地としたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む