加藤正方 かとう-まさかた
1580-1648 江戸時代前期の武士,俳人。
天正(てんしょう)8年生まれ。肥後熊本藩家老。慶長17年(1612)八代城代となる。おさない藩主加藤忠広を擁護して重臣の加藤美作(みまさか)一派とあらそい,実権をにぎる。のち忠広が出羽(でわ)庄内(山形県)に配流されると京都本圀(ほんこく)寺に幽居。談林派の西山宗因と親交があった。慶安元年9月23日死去。69歳。通称は右馬允(うまのじょう)。号は風庵。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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