劫初(読み)ゴウショ

デジタル大辞泉 「劫初」の意味・読み・例文・類語

ごう‐しょ〔ゴフ‐〕【×劫初】

《古くは「こうしょ」とも》仏語。この世の初め。⇔劫末

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精選版 日本国語大辞典 「劫初」の意味・読み・例文・類語

ごう‐しょゴフ‥【劫初】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「こうしょ」とも ) 仏語。劫の初め。この世の初め。成劫(じょうごう)のはじめ。⇔劫末
    1. [初出の実例]「劫初より已来父を殺す悪王は一万八千人たりと云へとも」(出典:康頼宝物集(1179頃)上)
    2. [その他の文献]〔勝鬘経‐摂受章〕

こっ‐しょ【劫初】

  1. 〘 名詞 〙 世の始まり。天地開闢(かいびゃく)。ごうしょ。
    1. [初出の実例]「劫初(コッショ)の時、六斎の日」(出典雑談集(1305)六)

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普及版 字通 「劫初」の読み・字形・画数・意味

【劫初】ごうしよ

世の始め。

字通「劫」の項目を見る

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