労働と日々(読み)ろうどうとひび(その他表記)Erga kai Hemerai

山川 世界史小辞典 改訂新版 「労働と日々」の解説

『労働と日々』(ろうどうとひび)
Erga kai hemerai

前700年頃のギリシアの詩人ヘシオドスの作。弟が貴族たちに媚び不正を重ねようとするので,正義の本質農民勤労こそ繁栄(余裕)に通ずること,および生活上のさまざまな心得と日々の吉凶を,詩の形で示して戒めた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「労働と日々」の解説

労働と日々
ろうどうとひび
Erga kai Hemerai

前8世紀のギリシアの詩人ヘシオドスの叙事詩。「仕事と日々」ともいう
ペルセスに与える教訓という形式で,農民に対する労働訓・処世訓をうたっている。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android