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労働ビッグバン ろうどうびっぐばん

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知恵蔵2015の解説

労働ビッグバン

2006年10月13日に経済財政諮問会議の「『創造と成長』に向けて」と題する有識者議員提出資料において初めて使われた。そこに提示された課題の1つとして、「労働市場の効率化(労働ビッグバン)」が挙げられた。その内容は、「経済全体の生産性向上のためには、貴重な労働者が低生産性分野から高生産性分野へ円滑に移動できる仕組みや人材育成、年功ではなく職種によって処遇が決まる労働市場に向けての具体的施策が求められているのではないか」とされ、政府の労働改革のスローガンとなった。さらに、この問題は同年11月に有識者議員から「複線型でフェアな働き方に:労働ビッグバンと再チャレンジ支援」として提出された。当初この「表現」で想定されていた方向は、労働市場におけるさまざまな規制緩和であったが、その後の論議を経てかなり修正され、若者や女性、高齢者の就業率の向上と労働時間の短縮を提案し、ワークライフバランスを掲げるなど、かなりマイルドなものとなった。用語自体の使用頻度も急減している。

(桑原靖夫 獨協大学名誉教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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