叙位・除目(じもく)の候補者の年労(あしかけの勤務年数)を注進する文書。叙位では諸司の最上臈を記す十年労帳,除目では四所(内豎所(ないじゅどころ)・校書殿(きょうしょでん)・進物(しんもつ)所・大舎人寮)労帳・内舎人(うどねり)労帳・所衆滝口労帳などが用いられた。おおむね9世紀中・後期の成立と考えられ,他の勘文類や申文(もうしぶみ)とともに,叙任の選考にあたって有効に機能した。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...