勇足(読み)いさみあし

精選版 日本国語大辞典 「勇足」の意味・読み・例文・類語

いさみ‐あし【勇足】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 相撲で、相手土俵際に追いつめながら、勢いあまって自分から土俵の外へ足を踏み出すこと。
  3. 物事を行なう場合、調子にのりすぎて目的をはずれたり、仕損じたりすること。
    1. [初出の実例]「米友はその提灯を突き出しながら〈略〉ムク犬のあとを監視するやうに跟(つ)いて行きました。これは何方(どっち)も前のやうに勇(イサ)み足(アシ)ではありません」(出典大菩薩峠(1913‐41)〈中里介山〉如法闇夜の巻)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む