勇足(読み)いさみあし

精選版 日本国語大辞典 「勇足」の意味・読み・例文・類語

いさみ‐あし【勇足】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 相撲で、相手土俵際に追いつめながら、勢いあまって自分から土俵の外へ足を踏み出すこと。
  3. 物事を行なう場合、調子にのりすぎて目的をはずれたり、仕損じたりすること。
    1. [初出の実例]「米友はその提灯を突き出しながら〈略〉ムク犬のあとを監視するやうに跟(つ)いて行きました。これは何方(どっち)も前のやうに勇(イサ)み足(アシ)ではありません」(出典大菩薩峠(1913‐41)〈中里介山〉如法闇夜の巻)

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