勝村蠖斎(読み)かつむら かくさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「勝村蠖斎」の解説

勝村蠖斎 かつむら-かくさい

1793-1855 江戸時代後期の儒者
寛政5年生まれ。加賀金沢の人。大坂中井履軒(りけん),越智(おち)高洲,ついで江戸の増島蘭園(らんえん)に師事。文政元年陸奥(むつ)仙台にいき,東山や気仙沼でもおしえる。東山出身の仙台藩儒蘆東山(あし-とうざん)の再来といわれた。安政2年5月15日死去。63歳。名は師軻。字(あざな)は志尹。通称は静吉。別号に石水隠史。著作に「江居三十律」「南柯睡余」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む