デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「勝虞」の解説 勝虞 しょうぐ 732-811 奈良-平安時代前期の僧。天平(てんぴょう)4年生まれ。法相(ほっそう)宗。行基(ぎょうき),尊応に師事し,元興(がんごう)寺で修行。延暦(えんりゃく)25年大僧都(だいそうず)。弟子に護命(ごみょう),守印らがいる。弘仁(こうにん)2年6月6日死去。80歳。阿波(あわ)(徳島県)出身。俗姓は凡(おおし)。法名は別に勝悟(しょうご)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「勝虞」の解説 勝虞 没年:弘仁2.6.6(811.6.29) 生年:天平4(732) 平安初期の法相宗の僧。勝悟ともいう。阿波国(徳島県)の人。俗姓は凡直氏。尊応,神叡に師事。護命,慈宝,泰演,守印ら元興寺法相宗の学僧を育成。律師,大僧都の僧綱の任を勤め,僧や尼をよく統率した。<参考文献>薗田香融『平安仏教の研究』 (岡野浩二) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by