デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「勝部芳房」の解説 勝部芳房 かつべ-よしふさ 1672-1727 江戸時代前期-中期の神職。寛文12年生まれ。家は代々出雲(いずも)(島根県)佐陀大社の神職。元禄(げんろく)9年出雲大社・佐陀大社間の紛争を幕府にうったえ,翌年勝訴の裁決をえた。神道を白井宗因にまなび,社殿を造営するなど佐陀大社の発展につとめた。歌人としても知られる。享保(きょうほう)12年6月19日死去。56歳。通称は十三郎。著作に「神道異流弁」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例